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【電子版】日本探偵小説全集リミックス〈ストレンジ・フィクションズ vol.2〉

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【注意:本商品は電子(.pdf)版です!】 【kindle版はこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/B08W2B6GMC】 この度、私たち〈ストレンジ・フィクションズ〉は、みなさまに『日本探偵小説全集リミックス』をお届けします。 企画概要:『日本探偵小説全集』シリーズ(東京創元社刊、全十二巻)より各作家が一冊ずつ選び、その収録作や作家にちなんだトリビュート作品を執筆する。 表紙イラスト:玉川重機(『草子ブックガイド』、『西荻ヨンデノンデ』等) ラインナップ: 【創作】 織戸久貴「リゾーム街の落とし子たち」(日本探偵小説全集〈7〉木々高太郎集より木々高太郎トリビュート) ヤクザが支配する震災後の京都≒〈キョート・セカンド〉で悪魔を怖れた聖職者が殺される。そこは密室だった。近未来オカルトSFハードボイルド。探偵小説の芸術性を信じ貫いた木々高太郎とハードボイルドSFの頂点『重力が衰えるとき』へのジャンルを跨いだダブルオマージュが捧げられた逸品。 九鬼ひとみ「発狂する壁」(『日本探偵小説全集〈3〉大下宇陀児・角田喜久雄集 』より角田喜久雄トリビュート) アパートの自室の壁を爪で掻くと、白骨死体が出てきた。壁の向こう側で殺されたものに違いない。”彼女”は自分も殺そうとしている――そんな妄想に取り憑かれたある男の悲劇。ニューロティックなモダンホラーを得意とする作者によるダークなユーモアに満ちた一篇。 犬飼ねこそぎ「雀魂殺人事件」(『日本探偵小説全集〈11〉名作集1 』より海野十三トリビュート) iPad を操りオンライン麻雀対戦アプリ『雀魂』を優雅に(無課金で)楽しむ名探偵・帆村荘六。しかし、彼の対局相手が殺されてしまった! オンライン対局中に起こった2020年型不可能リモート殺人を帆村荘六は解決できるのか!?  トリック全ツッパの豪腕本格ミステリ作家が送る純一本格だにゃ! 孔田多紀「『田端心中』の謎」(『日本探偵小説全集6 小栗虫太郎集』ほかより) 〈好きな作品を入れてください〉と言われて思い出した。あの小説の作者は今、どうしているのだろう……名作アンソロジーの編集過程にかんする物語。全集収録作家を縦横にリファレンスする、マニエリスティックな知的快楽がここに! 紙月真魚「その魔都の今は」(日本探偵小説全集〈8〉久生十蘭集より久生十蘭トリビュート) マスコミでの爆弾騒動に揺れる令和の東京で、ぷかりと浮かんだ水死体。神出鬼没の「第二のバンクシー」や怪しげな占い師が跋扈するニュー・魔都を駆け抜けろ! 名門ミステリ研に在籍する新鋭が放つレトロモダン・スラップスティック・ミステリー! 〈千葉集「風博士 vs フェラーリ」(日本探偵小説全集〈10〉坂口安吾集より坂口安吾トリビュート)は掲載のクオリティに達していないとの編集部判断により、収録見送りとなりました。御了承ください。〉 【評論】 九鬼ひとみ「探偵小説の夜明け、あるいは文豪ミステリ・フラッシュバック」 谷崎、芥川、佐藤春夫――大正期の名だたる文豪たちによるミステリ短篇の可能性を再考する。意欲的論考也! 【インタビュー】 阿津川辰海――次世代本格の旗手にして稀代のビブリオマニア、阿津川辰海! そのデビュー以前から最新作、そして未来までを見晴らす極厚赤裸々二万字インタビュー! これで君もアツタツ博士だ!

【注意:本商品は電子(.pdf)版です!】 【kindle版はこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/B08W2B6GMC】 この度、私たち〈ストレンジ・フィクションズ〉は、みなさまに『日本探偵小説全集リミックス』をお届けします。 企画概要:『日本探偵小説全集』シリーズ(東京創元社刊、全十二巻)より各作家が一冊ずつ選び、その収録作や作家にちなんだトリビュート作品を執筆する。 表紙イラスト:玉川重機(『草子ブックガイド』、『西荻ヨンデノンデ』等) ラインナップ: 【創作】 織戸久貴「リゾーム街の落とし子たち」(日本探偵小説全集〈7〉木々高太郎集より木々高太郎トリビュート) ヤクザが支配する震災後の京都≒〈キョート・セカンド〉で悪魔を怖れた聖職者が殺される。そこは密室だった。近未来オカルトSFハードボイルド。探偵小説の芸術性を信じ貫いた木々高太郎とハードボイルドSFの頂点『重力が衰えるとき』へのジャンルを跨いだダブルオマージュが捧げられた逸品。 九鬼ひとみ「発狂する壁」(『日本探偵小説全集〈3〉大下宇陀児・角田喜久雄集 』より角田喜久雄トリビュート) アパートの自室の壁を爪で掻くと、白骨死体が出てきた。壁の向こう側で殺されたものに違いない。”彼女”は自分も殺そうとしている――そんな妄想に取り憑かれたある男の悲劇。ニューロティックなモダンホラーを得意とする作者によるダークなユーモアに満ちた一篇。 犬飼ねこそぎ「雀魂殺人事件」(『日本探偵小説全集〈11〉名作集1 』より海野十三トリビュート) iPad を操りオンライン麻雀対戦アプリ『雀魂』を優雅に(無課金で)楽しむ名探偵・帆村荘六。しかし、彼の対局相手が殺されてしまった! オンライン対局中に起こった2020年型不可能リモート殺人を帆村荘六は解決できるのか!?  トリック全ツッパの豪腕本格ミステリ作家が送る純一本格だにゃ! 孔田多紀「『田端心中』の謎」(『日本探偵小説全集6 小栗虫太郎集』ほかより) 〈好きな作品を入れてください〉と言われて思い出した。あの小説の作者は今、どうしているのだろう……名作アンソロジーの編集過程にかんする物語。全集収録作家を縦横にリファレンスする、マニエリスティックな知的快楽がここに! 紙月真魚「その魔都の今は」(日本探偵小説全集〈8〉久生十蘭集より久生十蘭トリビュート) マスコミでの爆弾騒動に揺れる令和の東京で、ぷかりと浮かんだ水死体。神出鬼没の「第二のバンクシー」や怪しげな占い師が跋扈するニュー・魔都を駆け抜けろ! 名門ミステリ研に在籍する新鋭が放つレトロモダン・スラップスティック・ミステリー! 〈千葉集「風博士 vs フェラーリ」(日本探偵小説全集〈10〉坂口安吾集より坂口安吾トリビュート)は掲載のクオリティに達していないとの編集部判断により、収録見送りとなりました。御了承ください。〉 【評論】 九鬼ひとみ「探偵小説の夜明け、あるいは文豪ミステリ・フラッシュバック」 谷崎、芥川、佐藤春夫――大正期の名だたる文豪たちによるミステリ短篇の可能性を再考する。意欲的論考也! 【インタビュー】 阿津川辰海――次世代本格の旗手にして稀代のビブリオマニア、阿津川辰海! そのデビュー以前から最新作、そして未来までを見晴らす極厚赤裸々二万字インタビュー! これで君もアツタツ博士だ!